別府冷麺は、見た目的には、韓国料理屋の冷麺と一見して変わらない感じですけど、盛り付けが、深くて大きなラーメン丼に盛り付けられ、ラーメンのように、スープで麺がヒタヒタになるくらいよく冷やされたスープが注がれていることかな…
トッピングは、牛肉のチャーシューに、自家製という白菜キムチに、茹で玉子で、薬味は、青ネギと白煎り胡麻タップリ。

麺は、自家製麺でソバ粉を練り込んだ冷麺用の麺を茹でるたびに製麺機から押し出してお湯に投入している、太めで強力なコシのある麺で、ワイヤーハンガーに使われてる針金くらいにしなやかながら固くてコシの強い麺。

この麺が、アッサリながらビーフスープに昆布や節類を加えて出汁の効いたパンチのあるスープに良く合います。
アッサリスープにキムチの風味と辛味が手い具合に調和して、キムチのシャキシャキ感と麺のシコシコ感の食感の違いもおもしろいですね。
このお店のキムチって、かなり本格派で、かなり旨いし、熟成具合も絶妙です。
牛肉のチャーシューは、温かいスープだどもう少し柔らかくなって、牛肉の旨味も出るんだろうな…というところが残念ですが、全体的に良くまとまっていて旨いと思います。

ボイルしたいかゲソを、いかわたや味噌等の調味料で和えた、甘辛い味付けで、酒が進む珍味です。
ホッピーの中をおかわりしつつ、二品目のつまみは、「いかげそ焼」170円。

シンプルながら、このお店で、一番好きな烏賊の食べ方かな…
ほんのり香る醤油ダレの風味に柔らかくも、プリっとした新鮮なゲソの食感が良く、添えられたマヨネーズと七味を付けて食べると酒に良く合います。
そして、ホッピーの中を再びおかわりして、三品目のつまみは「いかげそ揚げ」170円。

揚げ置きなので、味付けされた唐揚げ風の衣が、しんなり＆フニャッとしてますが、その頼り無さとチープさがなんとも言えないんです。

今夜も滞在約35分、ホッピー中3外1に、つまみ三品で、お勘定は、1150円。

いやぁ～良い店です。

昼飯に選んだ料理は、「肉ピーマン丼」焼餃子2個とスープ付で850円。

ネーミングのとおり、豚肉とピーマンの細切りを、ややピリ辛の醤油味に炒めた具をオンザライスしたもの。

濃いめの味付けで、ご飯が進む感じで良いですね。
こういう料理って大好きです。
焼餃子は、薄皮で野菜多めで適度にニンニクを効かせたジューシーな餡が、ニンニク無しが多くなってる昨今、昔ながらの日本の餃子の味って感じが嬉しいです。


ボリューム的には、最近大盛系のお店が多かったので、少なめに感じますが、少なめに見えても充分なボリュームだと思います。
特別旨い訳じゃないけど、こういう店と料理って大好きです。

店内は乱雑さを感じさせるので、潔癖症の方にはおすすめできませんが、テレビで見る台湾の貧民街のお店の雰囲気を安全に体験するには、良いんじゃないかな…という感じ。

昨夜の〆は、「炒麺」550円。

見た目はアレですが、しっかりした旨味のある優しい塩味で、なかなか旨いんです。

具は、細切りにした豚肉に、ぶつ切りキャベツ、モヤシ、人参、玉葱で、野菜のしゃきしゃき感も良い感じです。

麺は、細目の中華麺で、軟らかめの食感ですが、頼り無さは感じません。
お邪魔するときは、酔っていることが多いので紹介が遅れましたが、ご主人は、台湾出身らしく、意外なところで、手軽に台湾料理を楽しめて、お気に入りの店です。