メニューは、品数を絞りぎみですが、無理無駄のない経営と言う感じです。
昼飯に選んだのは、｢生姜焼定食｣750円。
ラーメン450円も気になったのですが、ラーメン屋ではなく中華屋と言うネーミングにラーメンじゃないな…と、ご飯ものにメニュー決定し、なかでも無難で、他店と比較し易い「生姜焼定食」のつもりだったのですが…
登場した「生姜焼定食」は、中華屋と言うジャンルのものより、デカ盛屋の括りに入るのではないか！って見た目の迫力を感じさせる男前なお姿です。

デカ盛と言うには、それほどではありませんが、かなりのボリューム感と迫力を感じさせる盛の良さです。
定食は、シンプルにおかず＋ご飯＋スープの構成で、小鉢が数品付く定食に比べると割高感があるけど、ガッツリ食いたい男飯は、こうじゃなきゃいけません。

こんな感じの見た目だから、味付けは、ガテン系のコッテリ濃いめ系かな…と思っていたら、意外にも優しい味わいで、肉のボリューム感に圧倒されますが、肉に隠れた千切りキャベツも意外な伏兵となって待ち構えてます。

全席禁煙が残念ですが、リピートしたくなっちゃうお店です。

待ち時間数分で、サラダとスープが登場。



サラダは、千切りキャベツメインのミニサラダで、市販品っぽい白濁系のフレンチドレッシングがかけられていて、スープも市販品っぽいコンソメスープで、サラダ、スープともに普通で問題なし。

続けて登場したカレーライスは、銀の深皿にタップリ出て来ました！



見た目は、肩の力が抜ける牛さんゴロゴロ、じゃがいもさんゴロゴロ、人参さんゴロゴロの脱力系の家庭的なビーフカレーライス。



ルーは市販品ベースだけど、きちんと作られたカレーって感じで旨いです。
そして見た目の割りに胡椒の辛さが程好く効いていてスパイシーで旨いです。
辛さの程度は、食べ終えると軽く汗が滲み出る感じ。

カレーは、僕の好みと相性よさそうです。



食後はセットのコーヒーで一服。

今度は、ドリンクは海軍カレー風にミルクを選んでみようかな…

ビールはデーブが好きなサッポロ黒ラベル生。
このスッキリしながらも深みのある軽薄じゃない味が好きです。





そして餃子の焼き上がりを待つ間のつなぎに「じゃことワカメのサラダ」250円を追加注文。





揚げたじゃこの小魚の風味に香ばしい油の風味が加わってカリカリの食感が楽しいお手軽料理で餃子などのしっかり目の料理にこういうアッサリメニューは合うと思います。

そして待望の「スター餃子」が登場です。





最近、中国の餃子はニンニク入りじゃないことを良いことニンニクが入ってないだけで本格派を名乗る軟弱でけしからん店が多い中、この店は、ニンニク＆ニラ入りを前面に押し出していて、ジャパニーズ中華のニンニク入り餃子を求めているオジサンの強い味方のお店です。

餃子は薄皮で、焼き目も弱く付けてある程度で、何となくヤッチマッタ感を感じながら食べてみると・・・
ジューシーな餡をソフトに包み込む薄皮が餃子と言うには頼りない食感なんだけど・・・これが「スター餃子」という食べ物です。と言われて餃子に対する先入観を捨てて食べたら絶対旨い餃子です。

今度は、豚バラ肉と塩味に柚子胡椒が添えられているというニンニク＆ニラ抜きも試してみたいですね・・・冷やしトマトとアンチョビのサラダなんて言うのもあるし・・・

少し飲み足りなかったので、ビーフジャーキー480円にトリスソーダ割り400円を注文。





お店のお兄さんや他のお客さんの感じが良くて居心地が良く、大好物の餃子が旨くて、ビーフジャーキーもデーブの好物で嬉しくってトリスソーダ割りを２回 おかわりして長居しちゃいました。
･･･荻窪ってやっぱり侮れない町かも･･･

この手の食堂は、過大な期待をしなければ、日常的に使うには、問題なしのお店が多いんで、良かったら、昼飯のバリエーションが増えてくれるので、ちょっとだけ期待して、「豚肉スタミナ定食」を注文します。

店構えは昭和な食堂ですが、禁煙のようで、灰皿が片付けられていたのがちょっと残念です。






登場した定食は、想定内で見た目は、全く問題なし。





豚肉と玉葱を醤油ベースの甘辛ダレで炒めた豚肉スタミナ焼きは、この手のお店で有りがちな、ご飯が進み過ぎる塩辛い味付けではなく、優しい味付けだったのが、ちょっと意外。





小鉢のひじきも味噌汁も、優しい味付けで、高血圧のデーブでも安心な味付けが、物足りないようだけど、悪くないですね。

ここも、昼飯のローテーション入りです。