今日の昼飯は、荻窪駅西改札北口近くの荻窪に本店を構える鮮魚店が経営する都内に数店舗のチェーン店を持つ鮮魚料理店「魚こう」さんを新規開拓。



店構えを見ると最近流行のハリボテ外食産業…って感じの店構えで今まで敬遠していたのですが、お店のウェブサイトを見ると荻窪ルミネで鮮魚店を営む会社の運営店で、チェーン店なのは、鮮魚店で飲食店は、荻窪だけで店構えは最近改装したので今風の造作になったらしく、安売りを前面に押し出した店とは、ちょっと違い、料理にも手抜きのないお店らしいというので、ちょっと試してみるかな…とお邪魔して来ました。



食べた料理は、ランチ最安値の「おまぜ丼」650円。
おまぜ丼は、酢飯か白飯を選べて、大盛り無料というので、酢飯の大盛でお願いしました。

所謂、海鮮ばらちらしずしです。
こういうメニューって、板前さんの旨いものを如何に安く提供するか…という工夫と、どんな食材を使っているか確かめるには、良いメニューなんですよね。

注文を終えると配膳担当のオバチャンが小皿の一杯入った籠を持ってきて、3種類の中から2種類お好きなものをお選びください…と昆布・あみ・マグロの佃煮から二品を選ぶように勧められます。
そして、少し待つと「おまぜ丼」の登場って感じで、待ち時間も楽しませてくれる工夫がされていて良い感じですね…と言っても、焼き魚は生から焼くらしく、ホッケを頼んでいた隣のお客さんは結構放置されていたみたいです・・



登場した「おまぜ丼」はバラチラシというには彩が寂しいように感じますが・・・小さめの桶にたっぷり入った具材と酢飯はボリューム感を感じさせます。

桶の深さが結構あるので…これって上げ底なんじゃない？と、職業柄性悪説で人を見る癖が付いた僕としては疑って箸を立てて突き刺してみると…ズブズブと奥まで入って底まで到達…10㎝程度高さのある桶の8割くらいまで箸が入ったので…ちょっとビックリ。



おまぜ丼の具は、マグロ、ハマチ、タイなど赤身の魚より白身の魚が多い感じで、バラチラシに入っていることが多い貝類は見当たりませんでしたが、具の鮮度や品質は、なかなか良いもので、形が不揃いなところをみると、仕入れを無理せず刺身を引いたり魚を捌いてサク取りした後の端材を無駄にしないで生で出せるものは生で出して使って、ランチの割安感を広告に使おうとしてるな…って感じで好感が持てますね…
セットの味噌汁も熱々の出汁の効いた旨い味噌汁で、浅蜊にしては大振りな貝が入ってます…最初はハマグリかな…とも思ったのですが殻が浅蜊っぽいので浅蜊かな…

そして最初に感じたボリューム感は食べ進むにつれて真実を表します。
箸を刺して上げ底具合を確認した時に、これは画像で使えると食べる前の画像と半分ちょっと食べた時の画像を残しておきました。



こんな感じで桶にご飯が詰まっていて、具材もたっぷりですから…満腹になるはずですよね…
大盛り具合も常識の範囲で、ランチだから安く頑張ってるんだよ…夜にも美味しいもの食べに来てね…と嫌味なく訴えかけてる感じでいいですね。

今度は、煮魚の定食を試してみようかな…そして時間に余裕がある時に焼き魚の定食にも挑戦してみようかな…
満足・満腹・納得の昼飯でした。

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