買い込んだ駅弁は、地元「大船軒」さんの「さがみ弁当」1050円。

湘南をイメージした…というには、特産品が少ないかな…という感じですが、第一印象は、価格の割りに見た目が華やかで悪くないと思います。

ご飯が混ぜご飯だから、おかずをビールの肴にしても良い感じです。

価格の割りに華やかにした為か、特別旨いってものは、入ってませんが、普通に旨い駅弁で悪くないと思います。
グリーンアテンダントのお姉さんから調達した缶ビールで美味しくいただきました。
やっぱ、休日の昼酒は良いね^^;

一昨日からの強風で海が時化て船が出なかったということで、刺身は鮪、鰺、サーモン、蛸と無難な4種類にマカロニサラダやほうれん草のゴマ和えなどのお総菜に、練り物などが並んでいるなかから

ホントに無難そうな鮪の刺身とマカロニサラダを手にとってカウンターに陣取り、ホッピーを注文。

ホッピーは結構大振りなジョッキに入ってくるので･･･外1、中2程度が適量って感じかな･･･


刺身は過大な期待さえしなければ、日常使いには十分な味と品質です。

ちなみに僕がとった組み合わせは、お得なセット料金が適用になると言うことで、刺身1皿、お総菜1品、ホッピーセットで880円と良心的な価格設定にうれしくなっちゃいます。

ホッピーをおかわりしつつ、追加のつまみとして長崎産という「イカ入りさつま揚げ」320円を追加。

さつま揚げは、なかなかボリューム感があって、イカとさつま揚げの固さの違うプリっとした食感が楽しいですね･･･^^

ホッピー中2、外１に刺身1皿、マロカロニサラダ、イカ入りさつま揚げで1450円。

良心的な価格で2軒目でも使ったお金は合計2660円という安さに嬉しくて笑顔になっちゃいます。

僕は、このお店に来たら、まずトリスハイボール。



トリハイが出ると、お通しの柿ピーが後を追うように出てきます。
このお店、お通しは、ナッツ類などお通しが数種類あり、常連には、お通しの他に通常メニューから、お客の好きなものを少しだけ出したりと粋なはからいをしてくれるみたいで、当然のごとく常連率は高くなりますが、客筋が良いので、昔ながらの日本のバーに慣れていれば、すぐにお店のムードに馴染めるはずです。

つまみは、サラミ400円。



昔ながらの店で、昔ながらの酒とつまみ…良いですね^^

トリハイ2杯につまみで1210円。
ちょっと値上がりしたかな？って感じだけど、それでも十分に安く感じられる良い店です。

小いわし丼は、丼と言っても老舗料理店らしく、お重入りで上品に蛤のお吸い物にお新香付き。
おじ様おば様の天丼も、お重入りで、如何にも有閑マダムが好みそうな見た目です。

僕が注文した「小いわし丼」は、丁寧に捌かれ甘辛の醤油に漬け込まれ旨そうに身を飴色にして、皮は眩しい銀色に輝き散らされたタップリの青ネギとのコントラストが如何にも旨そうです。



ランチメニューでは、最安値な価格設定だけど、小いわしを綺麗に捌くには、かなりの手間がかかってそうです。



そして、小いわしが新鮮で旨い！
一人前で、30尾分は使われているんじゃないかな…
醤油ダレが沁みたご飯と薬味の針生姜に小いわし2匹分くらいを頬張ると、思わず笑顔になること間違いなし。
ムッチリした小いわしの食感に甘辛い醤油ダレの味に青ネギと青魚の風味が良い感じです。



優しい味わいのお吸い物との相性も良い感じで、アッサリしたお新香も良い箸休め。



和服の御姉様が、小まめに注いでくれるほうじ茶も香り高く旨いお茶。

お気軽＆お手軽に老舗の瀬戸内の風格を感じられる味を楽しめて同行者も皆満腹。

ちょっと嬉しくなっちゃった昼飯でした。

お店のお薦めは、豚一頭から1kgしか取れない希少部位をチャーシューに使ったマツマルラーメン980円なるものらしいけど、腹が減ってたので、半チャーハン・ラーメンの選択。

ラーメンは、昔ながらの肉屋らしく肉の旨味が良く出てアッサリした醤油スープの東京ラーメンって感じでなかなか旨いラーメンでした。



チャーハンもチャーシューダレを加えた醤油味のチャーハンで普通に旨い。



仕事も丁寧だし、好感持てるお店なんだけど…気になったのが、店主らしい肉屋の息子って感じの男性が、他の客に、「半チャーハン・ラーメンは、質より量って人向け…」と説明していたこと。
そろも、僕が半チャーハン・ラーメンを食ってる横で…
あんたの店は、特製のチャーシューしか、自信持って客に出せないの？
他のものは適当に作っているの？と思ってしまいラーメンの旨さが半減しちゃいました。
本人は意識してないんだろうけど、聞く人によって…ていうことを考えて欲しいよね？